その男の名はH。Eはお好き?編

 H先輩の面白いエピソード第二弾は「Eはお好き?」になります。
 愛妻家で有名なH先輩。今でも仲良しです。好きな芸能人は岡〇奈々、武〇咲で。典型的な清純派がお好きです。もちろん奥様も生粋の清純派です。
 そんなH先輩の職場に待望の清純派が配属になったのであります。名前はEと言います。ある日の通勤時、Eと駅で偶然遭遇したH先輩。オフィスまで色々会話が弾んだらしく、
「村ちゃんやったよやった!Eが飲みに行きたいって!水曜日水曜日!」と興奮気味のH先輩。
「凄い!とうとうやりましたね!で、いつの水曜日ですか?」
「ん?・・・・・・・・・・・」日取りはまだらしい。まったく詰めの甘いH先輩なのでした。
 そして、次の水曜日。
「村ちゃん村ちゃん!Eが早くしないと帰っちゃうよ!早く早く!」と私の席の周りをぐるぐると慌てるH先輩。
「えっ!俺が誘うんですか?」
「そーだよ、俺が誘ったらセクハラパワハラになっちゃうじゃない!」とどこまでも自分の手は汚さないH先輩なのでありました。
 結局、Eを、駅前寿司屋で腹ごしらえしてからEの大好きな(得意な)カラオケという鉄板のコースでゲットした我々は、その当日を迎えました。定時に仕事を切り上げ、速攻寿司屋へ。お気に入りの板さんの真ん前に陣取った我々は、Eの到着を待ったのであります。
 6時。「まだ残業で抜けられないんですよ、きっと」💦
 7時。「打ち合わせとかで中々抜けられないんですよ、きっと」💦💦
 そして8時。見るに見かねた板さんが、「今日はあきらめたらどうですか」とダメ出しコール。
 寿司も食わず、お茶ハイをガリでがぶ飲みし、扉が開く度振り向きつつ、携帯に手を合わせる我々であったが、祈りは届かずカラオケの予約時間が到来。H先輩が練習の1曲目をエントリーしたその瞬間!
「H先輩、Eからメールきました!今から行って良いですかと。カラオケに誘導しますね」
 H先輩「いやっ!寿司屋からやり直す!」仕事では絶対見せない行動力、決断力!早々にカラオケを切り上げ寿司屋に戻ったのでありました。そして、無事Eと合流。H先輩はEを独占し、至福の時を過ごしたのでありました。その翌日。
「H先輩、昨日はなんだかんだ大成功でしたね。隣合わせでたくさん話してましたね!」
「それがさー。全然覚えてなくて。何話したか」どこまでも詰めの甘いH先輩なのでした。おしまい。
 

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