バイトはリゾートで♫

バイトは、配送センターでの仕分け作業や、家庭教師、テニスのアシスタントコーチ、実験施設現場での肉体労働、とあれこれやりましたが、一番印象に残っているのがリゾートでのバイトでした。
大学1年の時に始めたんですが、そこは栃木県の有名観光地で、テニスコートが50面もある大型リゾートなんです。この他にプール、スカッシュコート、大浴場、コテージ、テラスハウス、ホテルがあり、私はそこのクラブハウスのレストランで皿洗いや、盛り付けの仕事を中心に働いてました。
不思議と従業員(社員)の皆さんに気に入られて、大学卒業までの春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、秋の連休までバイトしていました。
流石に、冬場は雪が降る地帯なので、来訪客も少なく、暖かい、テニスシーズンのみのバイトでした。
夏場のシーズンには、国体会場にもなっていて、朝昼晩の食事時はてんてこ舞いの忙しさでしたが、マナーの良い学生たちには、私たちが忘れていたものを思い出させてもらいました。ものすごくきれいに食べてくれるんです。
ただ食事の盛り付けも、あまりの大量さに段々食欲がなくなって行きます。ハンバーグの付け合わせのポテトも何百人分となると食べ物に見えなくなってきます。東京に戻ってもしばらく食べられませんでした💦
賄い飯もなかなか喉を通らなくなり、カレーか、最終的には猫まんま(鰹節に醤油をかけたごはん)に行きつくのであります。
バイト代は良かったです。何せ、リゾートですから、関係者が金を使うところは殆どありません。土産店が一軒あるくらいで。食事は賄いだし、飲料も贅沢言わなければ飲み放題だし、宿泊はコテージの一角を無料で与えられていたので、お金は貯まる一方でした。
従業員(社員)が気を聞かせて、「夜みんなで飲めよ」なんてウイスキー一箱を用意してくれたりして、きついけど働き易い環境でした。
夜も、仕事が終わると、ナイター設備のある、センターコートでテニスも出来るし、仕上げでプールで体を冷やしたりで、バイト天国でした。あ、カブトムシやクワガタがラケットに絡んだこともしょっちゅうでした💦
変わったところでは、女子大生のテニスのプライベートレッスンを頼まれたこともありました。バイト中に見初められたというのです💦
後で話を聞くと、その女子大生のおばあさまが孫娘のためにと思っただけで、女子大生はさほど乗り気でなく、単なるおばあさん孝行だったのでした💦
おばあさまと女子大生がリゾートなんて、相当のお金持ちだったのでしょうね。私のプリンスへのサクセスストーリーがここでピリオドを打ったのは言うまでもありません💦
そんな多種多様なバイトなんですが、大学4年、夏のバイトが終わり、明日帰京するっていうタイミングで、従業員(社員)が「今日一日はお客になってもいいぞ」と言ってくれました。
プールサイドのリクライニングチェアで、ビールを遠慮なくガンガン頼んでいると、従業員(社員)がやってきて、「えー加減にせーよ」ですって💦そりゃそうだ💦
そして4年の秋、突然自宅に従業員(社員)から電話が。「就職決まった?うちならいつでもいいぞ」って!なんと内定のお知らせなのでした。
丁重にお断り💦すると、就職決まったら遊びに来いって事だったので、就職してしばらくして会社の仲間とオフシーズンに訪ねてみると、事務所が閑散としているではありませんか。
いよいよ傾いてきたか、なんて思いつつ、従業員(社員)はどこにいるかと聞くと、皆大浴場に居ると言うので訪ねてみると、皆お揃いの法被を着て、忙しく立ち働いているではありませんか!
「お~!よく来たな。もうテニスどころじゃないよ!温泉温泉!」と景気の良い懐かしぃ声が💦
そーなんです!敷地内に温泉が出たそうなんです!こうなるとリゾートは強いですね。若年層だけでなく、壮年層、シルバー層もターゲットになるし、冬場もお客様を誘致できるなどウハウハなんです。
ネット検索すると、近場にウナギ料理の店なんかも出来たりして、とどまるところを知らない、一大観光地に変身しているではありませんか💦
縁談話?が出たり、内定が出たり、温泉が出たりで、ほんと印象に残るバイト先でした。就職前の貴重な社会勉強、従業員(社員)に感謝です。みんな元気かなぁ。
おしまい。

タイトルとURLをコピーしました