最後に一番しごかれた上司がNさんです。しごかれたというと語弊がありますが、要は一番弟子に指名されたんです。いろんな勉強をさせてもらいました。
出会いが50過ぎてからなので、あらかた仕事の進め方が固まってた中で、色々体系立ててあるべき仕事の進め方、考え方を整理してくれて、概ね仕事の進め方に間違いがないことを確認しました。それでも創意工夫の余地はたくさんあり、Nさんの指導は、後進への指導上の財産となって行きました。
「仮説と検証」や「個社別PDCA」などの手法や「組織の3要素(共通目的、協業、コミュニケーション)」という考え方を徹底的(一番弟子なんで尚更💦)に仕込まれました。
そんな最中、あるプロジェクトが赤字で炎上し、私もその消化部隊に招集されました。そこで陣頭指揮を執ってくれたのが、Nさんです。
私も懇意にしているお客様なんで、納期の調整や、若干の費用の上乗せなどで、何か役に立てるだろうとあまくみていました。ですが、赤字は半端なく大きくて、私の対応は、それこそ焼け石に水なのでした。
プロジェクトを何とか終わらせるには、リクエストを取り下げてもらうしかなく、お客様に気に入られる折衝しか経験のない私は、中々成果と出せませんでした。そんな弱気な私にNさんは、
「俺はお前に喧嘩の仕方を教えてるんだ!プロジェクトメンバーの辛そうな顔見てみろ!成果出すまで帰ってくるな!」なんて発破かけられてトホホな毎日でした💦
法務部門にも再三相談しました。裁判で勝つと言うNさん(そのくらいの覚悟でやれの意)、絶対示談に持ち込めと言う法務部門(裁判は金もかかるし時間もかかる)。仕事は受けるより断る方が難しいと言いますが、ほんとに厳しかったです。
すると、お客様も、文句を言うだけでなく、プロジェクトを終わらせることを考えてくれるようになり、プロジェクトは終了に近づいて行きました。
とは言え、前代未聞の赤字プロジェクト、このままで許されるはずもありません。社長席(社長、副社長)への総括報告(落とし前)を、Nさんは私に任せてくれました。
100人に及ぶメンバーからのヒアリングとアンケート。分析(なぜなぜ5回)による真の原因のあぶり出し、再発防止策の立案など数か月に渡る作業を経て、社長席報告に臨みました。
結果、プロジェクトメンバーにはお咎めはなく、総括報告をやらせてもらってよかったなと、Nさんに感謝しました。
そんなNさんともよく行きつけの中華屋に行きました。
「紹興酒、ボトルで入れちゃいますか?」するとNさん、
「いや、ボトルだと長居になるから、ショットで行こう。」
なんて、結局、ボトルを入れるより、たくさん飲んじゃうNさんなのでした。あ~しんど💦
以上で「素敵な上司」シリーズは終わりになります。久々、皆さんと行きつけの中華屋でなんて思うのですが、やっぱやめておこうと思う私でした💦
おしまい。
素敵な上司たち!Nさん!(最終回)
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