夕食時、家族で「最近、漢字が段々書けなくなってきたよね」なんて話題が出て、「やっぱりスマホが普及したからかな」、なんて話になりました。
確かに、私が入社したころはすべて手書きでしたね。協議書、打ち合わせ記録、提案書、見積書、納品書などは手書き。そして契約書や年賀状なんかは専門の業者に発注してた記憶があります。
特に協議書、打ち合わせ記録などは上司が読むのでかなり気を使いました。字がきれいな協議書の方が通りやすかったりして、かなりのオリジナリティが発揮されていました。そして誰しも国語辞典を手元に置いていたものです。
それが、ワープロなる機械が導入され、まず契約書や提案書が合理化されて行きました。ですが、まだ台数も少なく貴重なOA機器でした。
そして一人PC一台の時代が訪れ、さらに便利な時代になっていきます。ワープロソフトに始まり、表計算ソフト、メール、ワークフローとどんどん進化して、付いていくのが行くのがやっとでした。これが業務の合理化やスピード向上に寄与したことは言うまでもありませんね。
辞書機能の発達により、漢字は読めるけど書けなくなるなどの弊害はあっても、それを差し引いても余りあるもの得られました。その男Sを救ったのもOA化でした。
その男Sは字がものすごく汚かったのです。いや、あれは字と言えるのかどうか。とにかく彼の文書を読解するのには、かなりの労力、技術力、推察力を要し、凄いストレスを感じざるを得ませんでした。漢字が伝来したという古墳時代からの歴史の中でも、下手さでは上位に入るのではと思ってしまいます💦
ある日Sが、「すいません、○○についてレポートを書いたんですが。アドバイスいただけませんか」と。そして、レポート解読(やっぱすんなり読めません)後の私。
「いいじゃない!良く書けてると思うよ。上席に回付しよう。清書して。」
するとS「・・・・・・・・・・・・・・・💦」
どうやら清書だったらしいのです💦彼にとっての清書なので読めたのでした💦
そんな彼を救ったのが、ワープロでありOA化でありました。むしろOA化を普及させたのは彼の功績なのではと。
そんなはずはありません!
いくらOA化が進んでも、顧客先で記入する訪問記録簿など手書きは残るのです。自分の名前を自署するのですが、これもひどい筆跡のSなのでした。
電話メモなんかもまだ手書きなんでしょうね。誰が、誰に、何時、何を、どうするを記載(表現)するメモ。極めて重要な情報伝達手段です。
そうなんです。Sの電話メモは、何かの暗号、あるいはクイズ、もしくは悪質な嫌がらせにつながってしまうのでした。
おしまい。
えー加減にせーよ!
その男Sをワープロが救った!
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